ホテリ アアルト
4月に、福島県裏磐梯にある ホテリ アアルトに宿泊しました。企業の保養所だったものを、建設会社さんが買い取り、建築家 益子義弘さんにより、リニューアルされたホテルです。

益子義弘さんといえば、住宅建築の名手と言われて久しいですが、住宅はその機能上、内覧会の機会を除き内部を経験することや、まして滞在することができないため、長らくその空間については書籍の中で知るのみでした。ホテリ アアルトには、住宅の延長のような心地よさや気配りが随所にみられるに違いありません。とても楽しみに訪れました。
到着は、あたりが暗くなった頃です。ロビー空間は、格式高いというよりは、上質ながら寛げて親しみのある雰囲気です。いたるところに無垢の木が使われ、やわらかな空気感のなか迎えられました。

旧館の客室。

畳コーナーに設えれたデスク廻り。

エントランス脇のミニキッチン。リビング空間との間は、天井まで塞がないことで、空間に拡がりが生まれます。


夕朝食をいただいたダイニング。


白い部分が新館です。ホテル支配人の計らいで、新館も一部ご案内いただきました。

窓に連続性を持たせた外観。
ホテリ アアルトは、リゾートに行って気分をリフレッシュ というよりは、普段、家で過ごす時とあまり変わらないような寛ぎ感で過ごすことのできる、控えめな空間でした。夕食後、希望者にはあたたかいおにぎりのサービスがあったり・・ 親しみすら感じられるそんな場所とサービスに、旅の疲れを癒し、身も心も温められたような気持になり、宿を後にしました。
ところで毎回、遠方に建築を見に行くときは、家族と一緒に行くかどうかを事前に話し合います。最近は、前半に建築色の強い行程、旅の後半に家族も楽しめる行程として、あとから家族が合流する折衷案に落ち着くことが多いです。
今回、子供と東京駅で合流し、行きたがっていた佐渡島まで一緒に足を延ばしました。

佐渡島でのお昼ごはん。子供が選んだ食堂で。佐渡ずくしでとても美味しかったです。
旅をするごとに子供も成長するようで、まだまだたくさん、一緒に旅をしたいと思います。